原点回帰。


定期的に購入をしていただいている野菜セットのお客さん、飲食店さん、販売店さんのおかげで農園の運営も軌道に乗ってきたような気がします。

感謝です。

私達、柿右衛門農園は、何もない所から、よくここまでこれたなーと思う。
農園を始めるにあたっって、潤沢な資金も、人脈も、農機具、農地もない状態でした。

しかも、娘が生まれたて。

無我夢中で走りまくった7年。(2013年研修スタート・2014年独立就農)

◆第一ステージは、「自給道場」をスタート。

お米を買うが当たり前だった自分たちは、3.11で今の経済システムが一度止まったら、お米を1万円札を握りしめても買えない状態に危機感を覚え、「お米」「大豆」「塩」があれば生きていける!を合言葉に自給道場をスタート。

※「お米」「大豆」「塩」があれば、お味噌が作れるので、ご飯と味噌汁、旬の野菜でなんとかなるっという発想です(^o^)

 

◆第二ステージは、「柿右衛門農園」をスタート

今、農園をやっている藤沢市打戻は、生まれ故郷でも、知り合いがいるわけでもなく、遊びに訪れたこともない土地でした。

ただ、言える事は、ご縁はありました。

へっころ谷のメルマガから打戻で家庭菜園が始まり、
今は亡き、ごんばちのお父さんが繋いで頂いたご縁で、農地、自宅を借りれて、地域コミュニティーへ入る事ができました。

本当に感謝です。ごんぱちのお父さんが私達にしてくれたよう、私達が持っていバトンも次に繋げて行きたいと思ってます。

何もない状態だったので、今の自分が同じ事をやれ!と言われたら、二の足を踏んでしまうくらいの状態です。よく頑張った自分を褒めてあげたい!そして、何より、この時から私達の野菜を買い、育てて頂いたお客さんには、ほんとうに感謝です。

 

◆第三ステージ 「柿右衛門農園」の安定期

農業機械、農地、防虫ネット等の資材等が手に入り、BLOF理論で有機野菜づくりのコツが何となくつかめ、野菜生産が安定してきました。

そして、私、妻、そして、パートさん1名がフル回転で皆さんにお野菜をお届けしております。私達の生産性や効率が悪いので、お待たせしているお客さんには、ご迷惑をおかけしております。いろいろ改善してお届けできるようがんばります。

 

◆第四ステージ 「柿右衛門農園」次への挑戦 ← 今ここ

実は、今まで借りていた自宅の土地を購入しました。
(清水の舞台から飛び降りる覚悟でした(汗))

私達が農業を始めるきっかけでもある
「農業の現場と食が離れすぎている」問題を解決する場作りをしていきたいです。

スーパーに並んでいる野菜の姿ではなく、畑で育っている姿を見てほしいし、
自分たちで採れたて野菜を料理でき、野菜の美味しさを知ってほしい。

土に触れる楽しさ、自ら種をまき、野菜を育てる楽しさを感じられる場を作っていく予定です。

そのほか、作業場、農機具庫、そして、自宅の雨漏りの改修も順次建設予定です。

私達の原点は、やはり「自給」です。経済システムに依存し過ぎない。
自分たちで出来る事は、自分たちと仲間でやるです。

最初の一歩は、ご飯一杯の自給から始まり、
食卓にあがるすべての野菜、お米が自給できるようになりました。

ビニールハウスの建築もね(^o^)

自分たちで、できる事が一つ増えると、感動と楽しさがあります。
何より、不安がなくなり、何とかなると自信がつきます。

自分も含めて、志を同じくする仲間の自給力UPの場として行きたいです。

いろいろ企画を考えていきますので、決定したら追ってご連絡致します。