農園について



柿右衛門農園について

 

寒すぎず、暑すぎず、四季を通じていろいろな種類の野菜を育てることができる
神奈川県藤沢市で、数えきれない素敵なご縁をいただき、
2014年より有機農業を営んでます。

 

可能な限り自然の仕組みを活かしながら、
個性豊かなおいしい野菜を食卓に届けられるよう、
畑と向き合いながら毎日が試行錯誤です。

 

年間50種類以上の作物を露地で栽培しており、
宅配やオーガニック食品店などでの販売、各種ワークショップ、
野菜の種(固定種・在来種)の種とりをする活動などをおこなっています。

 

また、飲食店さま向けにオーダーメイド野菜の栽培も承っております。
旬の野菜を使ったメニュー作りにお役立てください。

 

目指しているもの

 

私達が目指しているのは、料理をしているときや食べているときに、
心が「ちょっとほっこり」するお野菜を食卓にお届けすることです。

 

甘い=おいしい野菜ではなく、
五味がしっかりと感じられる野菜を、無理せず、自然の力を活かして
旬の野菜のみを作っていきます。

 

そして、昔ながらの味噌や保存食品を手づくりする楽しさ、
おいしさを感じるきっかけを作れたらと考えております。

手作りした手前味噌は、びっくりするくらいおいしいです。

 

味噌作りなど各種ワークショップを通して、
昔の日本人の知恵を次の世代につなげられる農園になれるよう日々勉強です。

 

 

農園主から

 

私が百姓を志した一つとして、
「農業の現場と食が離れすぎている」と強く感じた事があります。

 

農業の現場を知らない頃は、「白菜」と言ったら、
キレイに結球された白菜しか思い浮かびませんでした。

農業に携わるようになり、「白菜」と言われたら、
間引きの小さな白菜、結球出来なかった白菜、結球された白菜、
菜の花の白菜と思い浮かぶようなりました。

間引きの小さな白菜、結球出来なかった白菜も、
そして、白菜の菜の花も一般のスーパーでは並ぶことはないと思いますが、
食べてると、とてもおいしいです。

 

キレイに結球された白菜だけが、白菜ではなく、
いろいろな白菜があっていいと思います。

白菜に限らず、人参もトマトも大根もそうです。

 

野菜達の成長過程で食べれる所がどんどん変わっていきます。

 

その時、その時、一番おいしい所を有り難く食べてきたのが
日本の家庭料理だと思います。

 

百姓だけが、そのおいしいご飯を食べるのはもったいない。

 

多くの方に野菜達のいろんなおいしい食べ方や、
野菜がどうやって出来るかを知ってもらうために、

 

気軽にちょっと寄りたくなる農園を目指しております。

農園に足を運んでくださったときに

「こんな野菜が欲しい」「今回の野菜は、苦すぎたね」

 

という野菜の感想を頂けたら嬉しいです。

私達が育てたお野菜を通じて、
ちょっとほっこりして頂けたらとても嬉しいです。

 

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